アメリカMBA留学記

投資銀行業界での勤務を経て、MBA取得のためにアメリカに渡ったKokomosuによる留学体験記

受験スケジュールとTOEFL/GMATの予備校選び

今日は、受験スケジュールと予備校選びについて記したいと思います。

何分スタート時点での英語力が高くなかったため、スコア的には必ずしも満足できるものではなかったのですが、参考までに。

■ スケジュール

スケジュール
2012年秋頃:社内選考の開始を見てMBA留学を決意
2013年初頭:社内選考突破
2013年2月:力試しにTOEFL初受験(スコア71点)
2013年3月:TOEFL学習ツール/カウンセラー利用の開始(後述)
2013年6月:TOEFL102点獲得(出願スコア)。アドバイスもあり、GMATにシフト
2013年7月:AGOS夏祭りへの参加をきっかけに、志望校選択を開始
2013年9月:GMAT初受験(スコア600点)
2013年10月:GMAT670点獲得(出願スコア)。エッセイ/アプリケーションに本格シフト
2013年11月:Emory含め、数校のキャンパスビジットへ
2013年12月:7校への出願を終了
2014年3月:Emoryからの合格を得る

■ 予備校選び
TOEFL:
 会社の先輩の薦めもあり、Reading/Listening/Writing はWeb TOEFL を利用しました。
 一番の魅力は、自宅で好きな時間に受講することができる点です。社費での派遣が決まっていたものの、それを理由として仕事の負担感が軽減される訳ではなく、運良く早く帰ることができた平日や週末に纏まった時間を割いてコツコツと進めていました。同じような境遇にあり、定期的な時間の確保が困難である方にはおすすめです。
 コンテンツとしては、Reading/Listeningは若干平易なレベルだと思います。演習問題の長さも本番対比では相当短く、受講中は「これで大丈夫なのかなあ」と心配もしていました。ただ、問題解法のストラテジー的なものはしっかりとしており、「簡単な問題演習を通じて応用の効く力を身につける」ことが趣旨なんだったのかな、と今振り返ると思います。海外経験も無く、スタート時点の英語力が高くなかった私にはちょうど良かったと思いました。Writingは本番同等か若干難しいレベルでしょうか。これについてもフォーマットがしっかりとしており、またオンラインでの添削を受けることができるので点数上昇にはいいと思います。(Web TOEFLのフォーマットを使っただけで、20程度だった点数が、安定的に27以上で推移するようになりました。)
 また、SpeakingはE4TGを利用しました。ETSの予備校対策も進んでいる中で、解法のストラテジーには賛否両論あるところだとは思いますが、10点台の方が20点台前半に持っていくにはいいかと思います。私は初回受験時のスコア15点を、MAX24点まで上げることができました。

GMAT:
 濱口塾を利用しました。音声教材を得ることができるため、先述のWeb TOEFLと同様、自宅で学習できる点が最大のメリットだと思います。また、問題量が大変豊富であり、受験を通じて捌ききれないほどでした。GMATは問題演習量が命なので、この点も大変魅力かと思います。